ご確認ください!

KP-SAM 神弓

ここでは映画「神弓-KAMIYUMI」を調べるにあたりたどり着いた兵器「神弓」について述べる。

KP-SAM 神弓とは

KP-SAM 神弓は大韓民国が開発した、携行式地対空ミサイルである。韓国軍で用いられていたレッドアイやミストラスを更新するために、1995年から韓国の公方科学研究所やLG電子など、複数の企業の共同で開発が始まった。開発費として8年間に700ウォンを費やし、延べ1000人余りが投入されて国産化率90%を達成した兵器。2003年に行われた射撃実験が成功し、翌2004年には韓国軍と1億ドルの量産契約が結ばれ、量産が始まった。神弓の開発で、韓国はアメリカ合衆国、ロシア、中国、フランス、パキスタン、イラン、日本、ポーランドに続いて、赤外線誘導式携帯用の対空誘導兵器を開発した9番目の国となった。それまで韓国軍で運用されていたミストラルを神弓で更新し、2007年6月には第2次量産契約が結ばれ、IDEXなどの軍事ショーにも展示されている。

弓道しようぜ!

レッドアイ

FIM-43レッドアイは、ジェネラル・ダイナミクスが開発した携帯式防空ミサイル・システム。誘導方式は赤外線ホーミング(IRH)を使用。レッドアイⅡを見越して1969年9月の生産終了までにおよそ85000発が製造された。しかし、レッドアイⅡは実現せず、後継のFIM-92スティンガーに移行した。スティンガーの配備が開発されたため、レッドアイ1982年から1995年の長期にわたって徐々に退役した。

  • 種類…携帯式防空ミサイル・システム
  • 製造者…ジェネラル・ダイナミクス
  • 運用開始…1968年
  • 生産数…85000発
  • 全長…1.20m
  • 翼幅…0.14m
  • 直径…0.07m
  • 発射重量…8.3kg
  • 速度…マッハ1.7
  • 射程…4500m
  • 到達高度…2740m

ミストラル

ミストラルは、フランスのマトラ社(現MBDA社)製の対空ミサイル。軽量小型で短射程の打ち放し式ミサイルであり、即応性に優れている。マトラ社は積極的にファミリー展開しており、歩兵の携帯式防空ミサイル・システムを基本として、車載型の近距離防空ミサイル、艦載型の近接防空ミサイル、ヘリコプター搭載の清距離空対空ミサイルまでいくつかの形式が作られている。しばしば発射機の名称で呼ばれるが、ミサイル自体は基本的に共通である。25ヶ国に採用され15000基以上のミサイルを販売している。

  • 種類…近距離防空ミサイル
  • 製造国…フランス
  • 開発会社…マトラ社
  • 全長…1.86m
  • 重量…18.7kg
  • 直径…90mm
  • 射程…6km
  • 速度…マッハ2.5
  • 推進方法…固形燃料ロケット
  • 誘導方式…赤外線ホーミング
韓流セレクション

神弓の仕様

  • 種類…携行型赤外線短距離地対空誘導ミサイル
  • 製造国…大韓民国
  • 開発会社…国防科学研究所
  • 単価…1億8000万ウォン(2005年)
  • 設計・製造…LIGネクスウォン
  • エンジン…固定推進モーター
  • 全長…1.68m
  • 重量…19.5kg
  • 直径…8cm
  • 速度…マッハ2.1
  • 射程距離…3~5km、最大7km
  • 飛行高度…3.5km
  • 誘導方式…全方向赤外線誘導
  • 発射プラットホーム…携帯型または三脚

歴史

  • 設計年…1995年~2003年
  • 配備期間…2005年~現在
  • 配備先…韓国軍

性能

シーカーには当初、ミストラルと同型のものを技術供与で入手する予定であったが、フランスがこれを拒否したため、ロシア製の9K39の技術を基に独自開発した。他国の携帯式対空ミサイルとは異なり、肩に担いでの「肩撃ち」は出来ない。射撃は原則として三脚に載せた状態で行う。射撃手が三脚の椅子に座り、照準器を覗き込む。2007年4月には、ADDとサムスン電子が開発していた夜間照準器の開発が完了し、2009年にはLIGNEX1社により、敵味方識別装置が開発された。また固定式の4連装発射機の開発も完了している。軽量化にも成功しており、ミストラルよりも約6kg程軽くなっている。運搬時は、ミサイル本体と、三脚・照準器に分割し、2名で運搬する。弾頭部はロシアから供給されており、直接迎撃機能に加え、近接信管が装着されているため、目標が半径1.5m以内に近づくと自動的に爆発する。また爆発時に、約800個の破片をばら撒き、その破片効果により撃墜することも可能。価格は1発あたり約1億8000万ウォンで、ミストラルよりも約5000万ウォンほど安価になっている。

左トップへ戻る 「神弓-KAMIYUMI」を支える人たち ホームボタン画像 右トップへ戻る